久々に高鍋の道を通りたるパンパスグラスゆれて亡き子思う恋の歌
愛の歌きゝふと淋し寄せ合う肩もなし秋の夜に
コスモスのゆれて美し秋の日にふと立止りしばし眺むる
縁がわに秋の陽うけて暖かし澄みて美し空あかずながむ