詩誌「詩人散歩」(平成22年夏号)

yuyake
◆これまでの【エッセイ】を掲載しています。

  西都原の桜見に行く                     山口ハル子


 一日もすぎつつじも花ざかり、正月だ正月だと思っていたのに、月日の流れは早く四月になりました。珍しく宮崎も雪が降り、手をひろげてうけて見ました。雪国を思い寒いだろうなと思いました。日向は雪が降ることは珍しいことです。
 私も何時のまにか四月になり米寿を迎へました。足は膝かんせつで杖をつきながらの日々ですが、食事の用意もできるし耳もきこえて、ありがたく感謝しながら過しています。
 近くにいる兄弟達も元気にしていますので、お蔭様でと思っています。
 西都原の桜を見に行って来ました。車と人とゆっくりゆっくり嫁は運転をして大木の下で美味しく中食をしました。菜の花も満開、つつじもきれいでした。
 今年の桜も見ました。また来年も見にきます。来年も桜さん元気だったら来ます。春を忘れずきれいな花を咲かせて下さい。