詩誌「詩人散歩」(平成16年秋号)
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 編集後記


◇妙法蓮華経によると釈迦牟尼世尊は「信解」を重要視しているようである。信解とは、理解せよしかる後に信ぜよということである。裏を返せば、理解できないものを信じてはいけないということ にもなる。
◇世間の信仰は、釈尊の考えとはかなり異なっているようである。分かる必要はない、ただ信じればよい。理解できないからこそ信じる価値がある。そのような信仰が殆どであるように見受けられる。
◇理解せよと言うからには、釈尊の理論はだれにでも理解できるのであろうか。然り。釈尊の説くことは、決して難しいことではない。科学的な思考が出来る人ならば抵抗感なく受け入れられる単純 明快な理論である。
◇「これあればこれあり、これなければこれなし」「これ生ずればこれ生じ、これ滅すればこれ滅す」
◇たったこれだけの理論の中に、しかしながら、膨大な内容が秘められている。そのことに、私はようやく気づきはじめてきたところである。

    【本号投稿者】

小田嶋紀江(秋田県秋田市泉中央)
山本 恵子(東京都新島村本村)
中原 章予(宮崎県北諸県郡山田町)
中原 道代(長野県長野市中御所)
山口ハル子(宮崎県宮崎郡佐土原町)
倉本トモ子(千葉県市原市)

    【奥 付】

詩誌『詩人散歩』平成十六年秋号
平成十六年九月一日発行(通算第六十二号)
編集者・浪 宏友
発行者・菊地良輔
発行所・夕焼けクラブ
 ホームページ http://www4.ocn.ne.jp/〜yuyake/
詩人散歩編集部
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