詩誌「詩人散歩」(平成14年秋号)
<<夏号へ  季刊詩誌「詩人散歩」各号を掲載しています。 冬号へ>> 
 編集後記


☆アメリカが世界の独裁者になろうとしていると私には映ります。持っている限りのさまざまな力を振りまわして、横車を押しっぱなしに押していると見える姿から、そのように感じられるのです。
☆歴史の力は強いものです。ベルリンの壁が打ち壊されました。ソビエト連邦が崩壊しました。
☆あらゆるものごとは変化します。やがてはアメリカも力を失う日が来ます。
☆他国との調和を忘れて、わがままいっぱいに振る舞うアメリカに対する信頼は、世界的に低下しつつある筈です。
☆人心を失った力は暴力でしかありません。暴力はやがて滅びます。そのとき、過去の栄光にしがみついても誰も相手にしてくれません。
☆未来の世界を実質的にリードしていくのはいったい誰でしょうか。人でしょうか、国でしょうか、新しい勢力でしょうか。
☆現在、地道に力をつけていくことが私たちに望まれます。人徳に支えられた真の力です。
☆世界を動かす最後の力は、やはり優れた人徳にほかならないと私は信じています。
                                         (浪 宏友)

    ◆本号投稿者

本号投稿者 佐藤 恭子(東京都杉並区高円寺北)
山口ハル子(宮崎県宮崎郡佐土原町)
中原 章予(宮崎県北諸県郡山田町)
中原 道代(長野県長野市中御所)

    ◆奥 付

詩誌『詩人散歩』平成十四年秋号
平成十四年九月一日発行(通算第五十四号)
編集者・浪 宏友
発行者・菊地良輔
発行所・夕焼けクラブ
 E-male yuyake@isis.ocn.ne.jp
 ホームページ http://www4.ocn.ne.jp/〜yuyake/