【表紙の話】

◇ベンケイソウは、未だ見たことがありませんが、ベンケイソウの仲間は数多くあるそうです。その中に、私が身近に接したものがいくつかあります。
◇東京の美容師さんからいただいた「はからめ」が最初だったと思います。一枚の葉を、水を入れた平たい皿に寝かせて置いたらたくさんの芽がでてきました。それを鉢植えした中の一本が成長して花をつけました。「はからめ」の本名は「セイロンベンケイソウ」でした。
◇妻が「金のなる木」を丹精していました。これもベンケイソウの仲間です。新芽が小さいうちに五円玉を通しておきますと、芽が成長して、あたかも五円玉がなっているように見えることから「金のなる木」と呼ばれたそうですが、妻の「金のなる木」には五円玉はなっていませんでした。
◇川原を散歩していますと、ぷっくらした小さな葉を持ち、小さな黄色い花を咲かせる草の群生に出会います。「ツルマンネングサ」です。この花もベンケイソウの仲間でした。
◇そして「カランコエ」。これもベンケイソウの仲間だそうです。カランコエは種類が多くて、美しい花を咲かせるものも多いとのこと。
◇美しく咲いたカランコエ＝グランディーバを撮影して、本誌の表紙にさせていただきました。実は、小学二年の孫娘が、お小遣いで買ってくれた、私への誕生日プレゼントです。（浪）

　　　　【本号投稿者】

伊藤　一路（東京都豊島区）
中原　道代（長野県長野市）

　　　　【奥　付】

詩誌「詩人散歩」令和６年春号
令和６年３月１日発行（通算第１４０号）
発行者　菊地良輔
発行所　夕焼けクラブ
ホームページ　http://yuyake-club.sakura.jp/

　　 編集者　浪　宏友
詩人散歩編集部
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