詩誌「詩人散歩」(平成17年春号)
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 編集後記


◇大晦日から元旦にかけて雪が降りました。しかも、かなりな大雪でした。近くの幹線道路も雪がいっぱいで、自動車はノロノロと走っていました。表紙の写真は、雪が止んでからしばらくあとの様子です。

◇雪は生活には大変ですが、とても綺麗です。いつも物語を包んでいます。嬉しい物語もあれば、悲しい物語もあります。雪は、静かに物語ってくれます。

◇雪で灯籠を作りました。雪を固めてかまくらふうに穴を開けて、そこにろうそくを灯します。ろうそくのゆらぎが真っ白な雪に映えて幻想的な美しさです。

◇雪のなかに私たち自身の物語も降り積もっていきます。雪の多い地方にいなければ語れない物語が、一日一日、文字にも言葉にもならずに、積み重ねられていきます。

◇この原稿を書いている間にも、新しい雪が降り積もってきました。今年は雪が多いようです。

    【本号投稿者】

山本 恵子(東京都新島村本村)
中原 道代(長野県長野市中御所)
山口ハル子(宮崎県宮崎郡佐土原町)
佐藤 恭子(東京都杉並区高円寺)

    【奥 付】

詩誌『詩人散歩』平成十七年春号
平成十七年三月一日発行(通算第六十四号)
編集者・浪 宏友
発行者・菊地良輔
発行所・夕焼けクラブ
 ホームページ http://www4.ocn.ne.jp/〜yuyake/
詩人散歩編集部
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