詩誌「詩人散歩」(令和4年春号)
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 編集後記

    【表紙の話】

◇拙宅から道路に出ると、荒木交差点があります。長野赤十字病院方向にのびる四車線道路の歩道を歩いていきますと、左側に背の高い木が十数本、道路 沿いに並んでいます。
◇信州大学工学部のグラウンドを囲むように、いちょうが植えられていて、これはその一部です。樹高があるので遠くからでも目につきます。>BR> ◇冬のある日、通りがかりに、このいちょうを撮影しました。その写真を、本誌の表紙にさせていただきました。
◇いちょうは落葉樹です。大寒が過ぎたばかりですから枝ばかりになっています。手入れがされているのでしょうか樹形が揃っていて美しい景観です。
◇いちょうは「生きている化石」と呼ばれているそうです。今から二億五千万年以上も前のペルム紀に繁茂していたらしく世界中でいちょうの葉の化石が 発見されているそうです。
◇いちょうは、国際自然保護連合のレッドリストの絶滅危惧種に指定されているのだそうです。東京在住のころは、近くの大通りにいちょう並木がありましたし、日本各地で、いちょうを見ましたし、現在もまた身近にいちょうが ありますし、どこにでもごく普通にある樹木だと思って親しんできましたから、これにはちょっと驚いています。
◇まもなく、信州大学工学部のいちょうも芽吹いて、あの扇形の葉を茂らせ、また別の景観を見せてくれるのでしょう。(浪 宏友)

    【本号投稿者】

伊藤 一路(東京都豊島区)
     中原 道代(長野県長野市)  

    【奥 付】

詩誌「詩人散歩」令和4年春号
令和4年3月1日発行(通算第132号)
発行者 菊地良輔
発行所 夕焼けクラブ
ホームページ http://yuyake-club.sakura.jp/ 

編集者 浪 宏友
詩人散歩編集部
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