詩誌「詩人散歩」(令和5年春号)
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 編集後記

    【表紙の話】

◇私は、長野市内のマンションの一室に住んでいますが、マンションの敷地から裾花川の堤防までの距離は、六十メートル足らずです。そのあたりから五百メートルほど下流で、裾花川は犀川に流れ込みます。そこから犀川が五キロメートルほど流れて、千曲川に合流します。千曲川は、その名の通り、曲がりくねりながら、長野県と新潟県の県境で信濃川と名前を変え、新潟県を 流れ下って日本海に注ぎます。
◇こんなに川が近いので、水害が心配です。ハザードマップを広げてみましたら、案に相違して、マンションの敷地は、浸水の深さが五十センチメートル未満になっていました。どうやら、盛土をしてあるようです。これはありがたいなあと思いました。
◇散歩に出て、裾花川に架かる橋を渡りました。橋の上から見下ろすと、河川敷が真っ白です。先日降った雪が積もったままになっていて、多分、凍りついているのでしょう。
◇たまたま持っていたコンパクトカメラを構えたとき、向こう岸に見える民家に気づきました。本当に川の近くです。その一角に私の住いがあるマンションが建っています。
◇そのとき撮影した写真を、本誌の表紙にさせていただきました。左端のほうに、マンションの端がほんのちょっと覗いています。(浪)

    【本号投稿者】

伊藤 一路(東京都豊島区)
中原 道代(長野県長野市)

    【奥 付】

詩誌「詩人散歩」令和五年春号
令和5年3月1日発行(通算第136号)
発行者 菊地良輔
発行所 夕焼けクラブ
ホームページ http://yuyake-club.sakura.jp/

      編集者 浪 宏友
詩人散歩編集部
  〒380ー0935
  長野県長野市中御所5丁目13番21号グランドハイツ御所106号
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