詩誌「詩人散歩」(令和7年夏号)
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 編集後記

    【表紙の話】

◇春から夏にかけて、つばめが裾花川を飛び交います。その素早いこと。ほとんど瞬間移動です。
◇蚊、蠅、蜻蛉、蛾、蝶などなど、飛んでいる虫を食べたり、捕まえて、巣で待つ雛鳥に運ぶのだそうです。たしかに、飛んでいる虫を捕まえるには、あのスピードが必要なのでしょうね。
◇飛翔するつばめをなんとか写真におさめようと、カメラのシャッタースピードを上げて振り回しましたが、とても追いつけません。どこを飛ぶのか見当もつかないので待ち伏せもできません。
◇つばめが低く飛ぶと雨が降ると言われています。低気圧が近づいて湿度が高くなると、つばめの餌になる虫たちの羽が重くなり、高く飛べなくなるのだそうです。低く飛ぶ虫を捕まえるために、つばめも低く飛ぶのですね。
◇この日は、つばめが低く、川面すれすれに飛んでいました。おかげで、カメラを下に向けてつばめを追うことができました。下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式で、つばめを追いかけてはシャッターを押しまくりました。あきらめの悪い私です。
◇帰宅して、撮れているかなと確かめましたら、一枚だけ、それらしきものがありました。それを、本号の表紙写真にさせていただきました。写真としては未しですが、執念の一枚ということでご勘弁ください。(浪)

    【本号投稿者】

伊藤 一路(東京都豊島区)
中原 道代(長野県長野市)
大場  惑(東京都杉並区)

    【奥 付】

詩誌「詩人散歩」令和7年夏号
             令和7年6月1日発行(通算第145号)
発行者 菊地良輔
                   発行所 夕焼けクラブ
                 ホームページ http://yuyake-club.sakura.jp/

編集者 浪 宏友
詩人散歩編集部
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